わおん書房店主より、年の初めのご挨拶です。

店の今後のあり方について、昨年からずっと考え続けています。
「わおん書房」って、いったい何なんだろう？
これから何を目指していくべきなのだろう？

わおん書房は書店です。
本をお届けするのがメイン業務ではあるのですが、そのもっと先に目指すものがあります。
それは「あらゆる人に開かれた場所」であること。

誰もが、年齢や性別、国籍、社会的な立場などに関わらず、自由に出入りできる場所であること。
そこで出会った本や人から何かを受け取り、また誰かに手渡していくところ。
そして、心からリラックスしてありのままの自分でいられるところ。
そんな開かれた「広場」のような場所を目指して、わおん書房はオープンしました。

お陰さまで、たくさんの出会いに恵まれ、創業時には思いもよらなかった景色をたくさん見ることができました。ベンチに並んで腰かけ絵本を手に談笑する親子、わおん書房で出会ったお客様同士の輪が広がっていく様子、熱気と感動に包まれたイベント！

でも、、、もっともっと先の景色を眺めてみたい！そんな欲望がむくむくと自分の中に生まれてきたのです。しかし、それは私一人の力でできることではありません。たくさんの力が、仲間の助けが必要なのです。
前から薄々気づいてはいたのですが（本当は気づかないふりをしていただけなのかも）、私は一匹狼で生きてきた人間なので、チームで仕事をするのが苦手です。昨年は自分の弱点を思い知らされる経験もたくさんしました。

ここで正直に告白し、宣言します。
私は、「チーム作り」が苦手な未熟者ですが、
そんな私と一緒に、もっと開かれた「世界の広場」を一緒に作りませんか？
私自身も、もっと大きな「広場」を作るべく、わおん書房を飛び出して全国各地へ修行の旅に出ます！

2024年の目標は「動」。
まだ見ぬ世界を夢見て動きます！

2024年1月2日　わおん書房 店主