大人の課外活動 :哲学対話④

「大人の課外活動 哲学対話」第4回のご案内です。

今回のテーマは『「心のモヤモヤ」どうしてる?』

日々の暮らしの中では、「えっ?」「あれ?」「なんか変…」
解決できずにもやっとすることはありませんか?
そんな「心のモヤモヤ」について話し合いたいと思います。

今回は親子での参加も大歓迎!
(お子さんは小学校5年生以上を対象とさせていただきます。)

お休みの日の午前中に、ゆっくり、じっくり、お互いの話に耳を傾けてみませんか?
みなさんのご参加をお待ちしております!

  • わおん書房
  • わおん書房

    わおん書房はJR福井駅から徒歩6分ほどの商店街にある小さな新刊書店です。

    コンセプトは『暮らしの中に「!」を』。
    児童書とアート本を中心に、
    お客様が「!」(驚き、感動、発見、etc.)と出会えるような本を取りそろえています。

〈哲学対話とは?〉

哲学カフェは、1992年にパリのカフェで生まれました。飲み物⽚⼿に進⾏役のサポートのもと、私たちの暮らしや社会に関わるテーマについて参加者同⼠で話し合うというスタイル。現在では日本でもいろいろな場所で哲学カフェ、哲学対話などの名前で開催されています。

流れとしては、まず参加者同士で「問い」をたて、話し合います。例えば
「心ってなんだろう?」
「ものが”ある”ってなんだろう?」
「”よい”“悪い”ってなんだろう?」
日常の中で、ふと心に浮かぶような疑問です。

では、それのどこが「哲学」なのか?
実は、先にあげた例は、哲学者たちが2000年以上も前から考えてきた典型的な問い。
私たちの身近なところに隠れている「疑問」なのです。
日常に潜むこうした問いの答え(真理)を知りたい!
それこそが哲学の「原型」なのです。

哲学対話は結論を求めるものではありません。
会議では積極的に発言し迅速に結論を出すことが求められますが、哲学対話では、発言することよりも、よく聞き、考えることを大事にします。時には考えることに集中し、対話の場が沈黙に包まれることも。
人を傷つける発言以外、どんなことでも自由に話してOK。話さなくてもOK。
結論が出なくても、時間が来たら終わりです。

もしかすると、終わったあと「まだ話したりない」とか「よくわからなくてモヤモヤする!」という人もいるかもしれません。そのモヤモヤを持ち帰り、その後も自分と、家族と、友人と対話してください。そうやって対話が広がっていくといいですね!

参照
●総務省 教材1「哲学カフェをやってみよう!」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000637162.pdf
●土屋陽介『ぼくらの世界を作りかえる哲学の授業』(青春出版社)

日    時    :7月20日(日)10:00~12:00

参加費    :1,000円 現金でお支払いください。
     (親子での参加の場合、お子さんは500円)

定員  :8名 

場   所     :わおん書房

お申し込み方法

・ホームページのお問合せフォームからお申し込みください→ お申込みはこちら

※ お申し込みいただいた場合、必ずこちらからご案内のメールをお送りします。  メール受信設定のご確認をお願いします。メールが届かない場合はtel: 0776-43-6117までご連絡ください。